膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)

膝蓋靭帯炎は、繰り返し行われるジャンプ動作により生じ膝関節伸展に関与する筋肉と靭帯の使い過ぎによる障害です。
原因となるスポーツとして、バレーボール、バスケットボールが最も多くあげられますが、陸上競技やサッカー、野球などの競技でも起こることもあります。
好発年齢は15~18歳で多くみられ、膝蓋骨と脛骨粗面をつなぐ膝蓋靭帯に過度のストレスが加わる事により生じます。
症状は、膝蓋骨に自発痛と圧痛があり、腫脹を認める際もあります。
安静により半日~数日で軽快しますが、スポーツ(運動)により再発を繰り返します。
治療例として、安静、ストレッチングとアイシング、筋力強化等があげられ、難治例だと極めて少ないが膝蓋靭帯切除し再縫合する手術があります。

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